|
八日市では毎年5月第4日曜に大凧まつりを開催。大凧の他、各地の郷土凧
やミニ大凧など、かなりの数の凧が愛知川(えちがわ)河川敷に集まり、五
月の爽やかな風をうならす。今年は5月23日。メインの大凧は去年にひき続い
ての百畳凧で、読み方は「大凧と緑の町・八日市」。三羽の鳥が描かれている。
これで″みとりー>みどり”。多い幸で(多幸ー>タコ)。それらの真中に
市章が描かれて(八日市)。いや、お見事。この頭のよさ、というのは、近
江商人のそれと通じるものなのだ、と思う。
大凧は今は大凧保存会でその技術が伝えられているが、揚げるためには多
勢の市民の力が要る。飛揚させるためには一畳あたり一人強の力が必要とい
い、百畳凧を揚げるためには130人が必要になる。ちょっとしたお神輿(みこ
し)並みに人手が要るわけだ。心を一つにしないとうまくはいかない。そう
いう心の集まりが日常生活の中でも町のエネルギーになっていくわけである。
″この町の人間なんだ″という誇り、それが町の活気になっているのだと、
数年前大凧まつりに集まった人たちの表情を見ていて思ったが、年々、その
おもいは深くなる。
|