財団法人 滋賀県建築住宅センター
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紀元前、
戦の道具として生まれた凧
 ベンジャミン・フランクリンが稲妻と電気が同じであ
ることの実験を凧で行ったことはよく知られたことだが、
凧を考え出したのがギリシアの物理学者アルキメデスだ
ということはあまり知られていない。紀元前という大昔
のことだ。東洋では中国・漢の時代に創案された、らし
い。が、どちらも、遊び道具としてではなく、戦の道具
として考えられている。敵陣との距離を凧を揚げて測っ
た、というのだ。
 日本の凧は平安時代に中国から伝わってきているが、
庶民が凧で遊ぶようになったのはもっと後で、江戸時代
頃から。当時、余程の大流行だったらしく、通行の邪魔
になるという理由で、凧揚げ禁止令なるものが1655
年、幕府から出されている。けれど、大空に舞う凧なん
て、空をとべない人間にとっては大いなるロマン。禁止
令なんてちっとも守られなかったようだ。
 日本人というのは器用だし、凧の材料の竹や和紙はた
くさんあったし、で、次々と色々な凪が考え出され、地
方地方の特色も表現され、世界でも有数の凧の種類の多
い国になったのである。
 八日市市にある八日市大凧会館へ行くと、日本だけで
なく、世界中の凧が見られる。
八日市大凧会館「一日で凧博士になれるかも・・」

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