財団法人 滋賀県建築住宅センター
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●彦根市 ▲まちづくりインデックス

  お城で出会った5〜6人の女の子たち(小学6年生
だとか)に「次はどこへ行ってみたらいいかしら?」と
たずねたら、一人、芹川のケヤキ並木、と言った子がい
た。そこで芹川へ。これはこれは、と驚いた。芹川の両
堤に立派なケヤキ並木があるではないか。根回り大人一
抱え半ほどある木が連なっている。彦根城築城に際して
の川のつけかえの時、護岸用に植えられたものだとい
う。今、左岸は石畳の散歩道になり、右岸は車道の一段
下に歩道が設けられ、水の流れと木たちの呼吸を楽しめ
るようになっている。観光客はまだあまりここを知らな
いようだが、木や水と静かに語らうことのできる人にだ
け、そっと教えてあげたいなと思う所だった。


1603年に植えられたケヤキは
こんなに立派な並木になっている。
  芹橋で芹川を渡って南東へ歩くと、七曲りと呼ばれ
る仏壇街である。軒の低い昔風な家並みが続き、店の間
をのぞくと、どっかと腰をすえて作業する職人さんの
姿。
  彦根仏壇は細工が丁寧であることで知られる伝統的
工芸品である。元々、武具や武器を作っていた塗師や錺
(かざり)金具師が江戸の中頃から平和産業として仏壇
製造に転向したのが彦根仏壇の起源だという。仏壇づく
りの工程は7工程。完全な分業だ。金箔押し、屋根づく
り、錺金具…、最後に一ヶ所に集められて組立てられ
る。

彦根仏壇・錺金具吉田紀久雄さん
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