| 紅葉の名所、禅寺・永源寺 |
町名にもなっている永源寺は、康安元年(1361)、佐々木氏頼
が寂室(じゃくしつ)禅師を迎えて開山した寺院。紅葉の名所で
ある。
石の羅漢像が並ぶ百余投の石段を上り着くと、楓に包まれた堂
々たる山門があらわれる。凛とした空気はいかにも禅寺らしい。
が、どこか優しい…。この優しさはどこからくるのだろう…と、
永源寺を訪れるといつも思っていたのだが、なんとなくわかって
きた。本堂の葭(よし)葺の屋根ではないか。葭葺の大屋根に威
圧感はない。さらに、法堂(はっとう)や開山堂が自然のままに
ほぼ横一列に並んでいることも、心を穏やかにしてくれている、
ような気がする。信仰とは、優しい心もちになることだと、いう
気がしてくる。
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楓に包まれた立派な山門が迎えてくれる(永源寺) |
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葭葺の本堂の屋根が美しい永源寺
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