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観音正寺は一九九三年五月、本堂と重文の本尊を
焼失。なんとしてでも再建せねばならないという岡
村潤応住職の悲壮なほどのおもいはついにインド政
府をはじめ大勢の人の心を動かし、来年二〇〇〇年、
像高七メートル、総白檀の観音さまが誕生する。
「観音像は白檀にて造るべし。…一切の不吉祥は吉
祥に転ずるなり。」の経典の通りの仏さまだ。寺に
行けば、松本師たちの制作の様子が見学でき、仏を
彫った白檀の木屑も分けてもらえる。インドの閣僚
が言ったそうだ。「輸出を認めたのはヒンズーの神
さまと千手観音さんが相談されて決められたこと
だ。」と。制作の様子が見学できるのも、木屑の授
与もその感激を分かち合いたい、という住職の発案
である。
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観音正寺の本尊になる千手千眼観音坐像のモデル像。
実際はこれと同じ形で7メートルの総白檀の仏像になる。
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