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輝いている《農村》
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「田園」を「まち」と読むだけに、愛東町の田園風景はさすがにのびのびと広がっている。
米作りがメインだが、昭和四十五年頃から米は転作を余儀なくされ、野菜、麦、そして果
物…といろんなものの栽培が試された。そして、現在、愛東町の農業の特徴の一つが「多
品目少量生産」。少しずついろんなものが栽培されるのだ。一五〇〜一六〇種ぐらい。そ
れをマーガレットステーションの直売館で販売する。
農家は、自分の作ったものを直接消費者に届けたい。消費者は安全で安いものがほしい。
お互いの思いが一致して顔の見える販売システムが始まった。
ところで、愛東町には、「あいとうメロン」「あいとうブドウ」「あいとう梨」といった
三つのブランド商品がある。観光農業が流行している昨今、敢えて観光化せずに、出荷を中
心に品質最優先の栽培に徹し、(商品)となるものを目指した。それが幸いした。糖度が高
くみずみずしくて「おいしい」と評判になった。
また、マーガレットステーションの一角にあるラブティーでは、こうした愛東の農産物を
活用した特産加工品としてジェラートというイタリアンアイスクリームの販売もしており、
これがまた人気を集めている。道の駅はドライブの時に休める施設、という位置づけだが、
花や農産物を買うためにとか、アイスクリームを食べにとか、つまり、ここを目的に来る人
が増えてきた。
農村からの提案、農村からの発信をしていきたい、という町の人たちの思いは「形」とし
て見えてきだしているようだ。
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のびのび、広々と…愛東町の水田地帯
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